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・公立高校入試のシステムとは?
・調査書点は評定で決まる!
・評定は定期考査の結果次第!?
・高校ごとの目安の調査書点は?
・調査書点の重要性
・つまり…
ごゆっくりご覧ください!
◆公立高校入試のシステムとは?
ご存知の通り,公立高校入試の合否は
当日のテスト結果だけで決まるものでは
ありません。
中学3学年分の調査書点も含めた評価と
なります。
共通選抜・特色選抜の2つに分けて
合否を決めていきます。
共通選抜は,従来の
後期選抜·一般入試とほぼ変わりません!
学力検査点と調査書点を相関図に
当てはめて審査しますが
各高校ごとに学力検査点と調査書点に
比重を設けています。
学校ごとの設定の仕方は以下の通りです。
※学校抜粋。他の学校はお問い合わせください。
多くの学校で,合否の判断基準として
調査書点が3~4割を占めています。
【調査書点を確保する】ことは
公立高校入試合格に向けて非常に重要
になります。
その重要性は後述します。
また,実技4科については調査書点が
2倍となります。
主要5科と違って,定期考査の回数が
少ないためと思われますが,何気に
重要ポイントです。
特色選抜は共通選抜と違って
①学力検査点
②調査書点
③面接・実技・作文
の合計点となります。
そのため
どの項目の点数が高いかを見れば
各高校が何を重要視しているのかが
見えてきます。
◆調査書点は評定で決まる!
調査書点とは,大まかに言うと
通信表の評定の合計値です。
教科毎の各学期の評定を平均して
学年評定が決まります。
共通選抜の場合は,どの高校でも
主要5科の学年評定の数値と
実技4科の学年評定の2倍の数値を
3学年分合計したものとなり
195点満点となります。
◆評定は定期考査の結果次第!?
各教科の評定を決めるのは
各学期の定期考査の結果が基本となり
学校によって,教科ごとの単元テストの
結果も大事になります。
授業態度や提出物なども重要視されます。
◆高校ごとの目安の調査書点は?
※学校抜粋。他の学校はお問い合わせください。
中1最初の定期考査から調査書点を意識
して定期考査に臨むことが重要です。
中学生活をしていく中で
どの高校に行きたいか考える時期が
来ます。
そのときに志望校の選択肢が多いに
越したことはありません。
◆調査書点の重要性
中3から勉強に本気になったRさんと
中1からコツコツ取り組んできたTさんと
では,次のような差が出る可能性が
あります。
調査書点の差 23点!!
中3の成績が同じ2人ですが
調査書点は中1の学年評定から点数化
されるので,このような差が生まれて
しまいます。
この2人が仙台二高を受験する場合
Tさんは目安の調査書点となる180点
に無事達することができていますが
Rさんは目安の調査書点との差23点を
学力検査で補わなければなりません。
これは非常に難しいことです。
◆つまり…
公立高校入試は
中1の4月から始まる!!
と言っても過言ではありません。
偏差値は中3になってからでも上げる
ことはできるでしょう。
しかし
評定は後から上げることはできません。
なので,今のうちから
しっかりとした学習の土台を作り
中1最初の定期考査から結果を出し続ける
ことが必要です。
◆
▽2024年4月23日ブログ