小学校で学んだ英語は「読み」「書き」ができる前提で始まるからです！

文科省の指導要領では「英単語は小学校卒業までに600～700語を授業で取り扱う」とあります。

しかし「これらの単語は教師が授業の中で取り扱う単語であって、小学生が暗記すべき単語ではない」と記述されています。

それにも関わらず、中学ではそれらの英単語は新出単語にはなりません。

それらの中には、月(1月～12月)、曜日(日曜～土曜)、100までの数、First·Second·Thirdなどの序数、中にはdifferent·garbageなどのような少し難しい単語も含まれています。

中学に入学すると、これらの英単語は知っているものとして授業が進みます。

小学校でのカードゲームなどを使ったパターン会話などの“楽しい英語”から、中学校では英文読解・英作文など一気に“難しい英語”というイメージがついてしまいます。

さらに入学後、6月の定期考査でよい点が取れず、英語が嫌いになってしまうという例が以前より多く見受けられるようになりました。